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2010年04月09日

為替変動で利益を、スワップはあくまで「従」

スワップで毎日コストが下がるからと言って無為にポジションを持ち続けるのは為替の上手な使い方ではありません。

スワップ利益のバッファーがあるために、「長期投資」のつもりでこの「ほったらかし」を勧める人がいますが、効率が悪すぎます。

コストが下がるのを利用して、利益が出る時には機敏にそれを確定することです。

予想が外れた場合も同じこと。スワップの分だけ損が小さくて済んだと割り切って、相場を冷静に判断しましょう。自分が立てていたシナリオを素直に評価するのです。

利食いと損切りののタイミングを常に意識できない方は、為替に手を出してはいけません。


「長期分散投資」として為替を勧める人は、十分利益が出ていても利食いのタイミングを示してくれません。そのうちに相場が反転して利益は減少。それでも「コストはスワップでこれだけ下がっています」ではあまりに無責任ではありませんか。

利食いも損切りもせずに、ただ証拠金を業者に預けて相場を見ているだけ。大事なお金が全く仕事をしていません。

預金なら僅かでも利息がつきます。一方「ほったらかし」為替による「長期分散投資」は、少し高いスワップ金利は生みますが為替変動で消える(さらに元本割れになる)リスクがある預金と同じです。

「スワップ派」の為替戦略は結局それだけのことです。為替の動き自体から目をそらし、収益の源泉をそこに求めないFXなど、最初からあり得ないのです。

「今日の〜」などといかにも相場を追っているように見えてチャートポイントを上下両方示し、どちらに動いても当たったと言っているサイトが結構人気を集めています。

これも、実質的「ほったらかし」に過ぎないことが多いようですね。


posted by Globe at 19:27 | 今日の為替相場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年10月22日

スワップ金利を毎月受け取り?

日経新聞に出ていた某先物取引業者のFX取引の広告。ひどいです。

「たまったFX金利を毎月受け取り可能」

FXブームの原動力の一つが「スワップ金利」です。ネット販売で数万円の怪しげなマニュアルは必ず「毎日利益が出る」というふれこみです。

金利差は利益ですが、あくまで為替変動のバッファーとして、引き出さずに持っておいてコストを下げるのが正しい使い方です。

そうしなければ、少し大きな相場の変動で簡単に強制ロスカットされてしまいます。その場合の実現損はたいてい、それまで引き出したスワップ利益をはるかに上回ります。

「毎月引き出せる」などという業者は信用に値しないと判断してください。


また、スワップで毎日コストが下がるからと言って無為にポジションを持ち続けるのも良くありません。この点はまた次回。
posted by Globe at 14:52 | 為替相場リアルタイム(携帯から) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年07月11日

イランミサイル試射でドルが売られるのは

イランのミサイル試射がドル売り材料になり,
「有事のドル売り」という言葉が聞かれました.

最近数年の間に為替を始めた方は,
 有事は「ドル売り」
という反応が当たり前かもしれませんが,伝統的に
有事は「ドル買い」でした.

これが揺らぎ始めたのは,旧ソ連が崩壊していわゆる
冷戦構造が崩れた時.そしてさらに進んだのがあの
9.11同時テロによってアメリカの威信が大きく
傷ついた時です.しかし現在は必ずしも有事にドルが
売られるという反応ばかりではありません.

「有事のドル売り」と言われる事自体が,その時に
ドルの地合いが弱いことを示している,という程度に
考えた方がいいでしょう.
posted by Globe at 11:00 | 為替相場予想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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