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2012年02月18日

日銀の金融緩和(2012/2/14)- その1

日銀が,バレンタインデー予想外の金融緩和に踏み切りました.

この後円相場はやや円安に振れ,週末にはドル/円は79円台半ば,
ユーロ/円は昨年12月以来となる104円台半ばに上昇しました.

今回の金融緩和は,こうした短期的な反応に限らず,長期的な
円高局面が反転するきっかけになる可能性があります.

今回の金融緩和では,
 資産買入等の基金を10兆円程度増額して65兆円程度にした
これに加え,
 初めて「中長期的な物価安定の目途」を設定し
 当面前年比+1%を目途とする
ことを明らかにしました.

これについて,「金融緩和が好感された」という捉え方がされて
います.株式市場から見ればそうかもしれませんが,長い目で
見ると,金融政策への不安を反映しているということを,
認識しなければなりません.
(この項続く)

posted by Globe at 18:48 | 為替相場応用編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月19日

米公定歩合引き下げ(07.08.17)

米国のサブプライム住宅ローン問題への不安から世界的な
株安の連鎖が起こったことを受け,米FRBは17日に公定歩合
を0.5%引き下げて5.75%とすることを発表しました.

この時の声明に「必要に応じて行動する用意がある」と
されていたため,FF(フェデラルファンド)金利の下げが
近いという見方も強まりました.

しかし今回の公定歩合の引き下げは政策変更ではなく,
あくまで市場の信用ひっ迫の緊急回避策ととらえるべきもの
です.



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posted by Globe at 23:03 | 為替相場応用編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年08月11日

「リスク許容度」「リスク回避傾向」について

2007/8/11

ずいぶん間が空いてしまいました.
更新頻度を上げられる状況にはありませんので,ぼつぼつ書いて
行くことにします.

為替に限らず金融市場全体の話題が「サブプライム」一色です.
サブプライムローン問題という「信用リスク」の問題が,株式だけ
でなく為替市場も激動させています.為替市場で円キャリートレー
ドが花盛りになってから,
「リスク許容度が増したために円キャリートレードを進めた」
「リスク回避傾向が高まったためキャリートレードを縮小」
といったフレーズを記事などで頻繁に見るようになりましたが,この
「リスク許容度の高まり」というのは具体的にどういうことで,どこ
に表れるかを一度確認しておきましょう.

まず,リスクとは「不確実性」,つまり「変動可能性の度合い」と
いうことが出発点になります.値上がりも値下がりもリスクです.
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posted by Globe at 23:36 | 為替相場応用編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年05月13日

為替予測と安定した金融政策

2007/5/13

120円台前半という水準は,私がウェブで為替記事を書き
始めた2002年10月下旬とほぼ同じです.ここまでの軌跡を
少し振り返ってみましょう.

ドル/円はその後円高局面入りし,2003年後半からの急激
な円高で2004年3月に104円台まで下落しました.この時
日本の当局は強烈な円売り介入(例えば2004年は1〜3月
だけで14.8兆円)で防戦しました.これがG7などで批判を
招いたこともあって介入を停止すると,同年10月以降円
高が再開し,2005年1月には102円台と100円割れ寸前に迫
りました.

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posted by Globe at 17:46 | 為替相場応用編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年02月18日

米欧の「円安」認識はどれほど違うのか?

2007/2/18


 2月9日・10日にエッセンで行われたG7の後,ドル/円が122円台,ユーロ/円が159円寸前まで円安となったものの,円売りはいったん落ち着いています.日本の10-12月GDP発表あたりを境に円はほとんど全ての通貨に対して上昇に向かい,16日の海外では118円台を付けました.

 前回も触れた通り,バーナンキ証言を境にドルは下落基調となっていますが,「思ったよりタカ派的でなかった」というドル売りは,多分にポジション調整の口実のようです.証言には景気への自信とインフレに対する警戒感が表れており,素直に読んだ上で米国経済の順調さを考える限り,このドル売りには早晩見直しがありそうです.

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posted by Globe at 21:58 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替相場応用編 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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