IMFが毎年為替市場の統計を発表すると,ドルの取引が8割以上を占めています.
世界の貿易量を考えると,これは明らかに偏りすぎですが,実際には為替市場
の取引の大部分がドルを対価にしていることを反映しています.
銀行の店頭に行くと,円を払えばユーロでもカナダドルでも,タイバーツでも
買えますが,銀行間の為替市場では,ユーロ対円・ポンドあたりは別として,
ドルを介さない取引はほんの僅かです.
よく新聞記事などで「円がユーロにつられて下落し」などと書いてあるのは,
ドルのユーロに対する上昇が対円に及んだという意味です.ドルがユーロに取
って変わられつつあると言っても,為替市場でのステイタスはまだまだです.
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2005年11月01日
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