スポンサードリンク

2007年06月15日

米国長期金利急騰について

2007/6/15

ドルの長期金利急上昇を受けてドル/円は122円台に乗りました.

10年物国債利回りはついに5%乗せ.あっという間にFFレートと
ほぼ同じ水準に達しました.

この点では,例えば昨年12月のこの記事
 http://eeef.seesaa.net/article/29974341.html
のように,いくら住宅市場に問題があったとしても,
米国利下げ予想は誤りだと考えていた通りの展開です.

ただし最近の急激な金利高は,マーケットが一斉にしびれを切ら
て仕切り直しに走った分だけ急すぎるという印象があります.

それだけ「利下げ」への思い込みが強かったということで,その
その意味では今回の金利高の半分以上はテクニカル要因と見る
こともできます.

この局面の米金利高で,縮小し始めていた日米長期金利差も
いったんまた拡大し,「さらに円安」という観測も出ています.

昨年の今ごろはまだ日本経済も闇の中で,日米欧の優位性の比較
という点からも円が強くなる要素はありませんでした.しかし
過去2四半期のGDP成長率は三極の中で日本がトップで,これを
背景に長期金利も2%に迫っています.アメリカ経済も悪くはあり
ませんが,上向き局面ではなく「成熟」局面が続いている段階.

従って,金利水準の調整もこのあたりまでと考え,今後は米国
の景気指標に注目したいです.少なくともここからドル高を
深追いすることは避け,いったん利益確定をする水準に来て
いると思います.

posted by Globe at 05:10 | 為替相場の要因 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。