2007年02月27日

「ドル売り」か「円買い」か

2007/2/27


 ドル/円がまた118円台まで下がってきました.

 少し以前から,米国のサブプライム(信用力が劣る貸出先への)住宅ローンの焦げ付きが増えていると報じられていましたが,これが注目を集めてドルが全面安の様相です.対ユーロでもドルは売られていますが,対円の動きの方が大きいので,ユーロ/円も157円台半ばを割り込んでいます.

 いったん動きが出ると,必ずそれを後押しするものが横から出てくるのが相場の常です.今回も「参院選前に日銀の追加利上げの可能性」という観測が出始めています.これにはまだ「どうせ提灯をつけているだけだろう」「万一本当でも,まだ超低金利に変わりはない」という見方が強いですが,あまり無視しない方がいいと思います.

 福井総裁のたびたびの発言の中で,利上げは「慎重に」という部分ばかりが注目されていますが,一方で現状は「正常でない」状態だと繰り返していることも事実です.先日は「できるだけ早く正常に戻したい」とも発言していました.前にも書きましたが,福井総裁のこの「自信」を市場が感じ取って確信した時,金利差は今よりずっと小さな意味しか持たなくなります.
posted by Globe at 23:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 為替相場の見方のコツ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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