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2005年12月11日

2005年のまとめ

2005年の為替相場 総括(2005/12/11記)
1.相場のテーマが米国の「双子の赤字」から「金利」に転換
 FOMCのたびの米国の金融引き締めが市場の前提となり,日欧との金利差拡
 大傾向が鮮明になるとともにドルの上昇が加速.米経常赤字は増え続けまし
 たが,市場はあまり関心を示しませんでした.

2.人民元切上げ
 元の対米ドルペッグ制が形の上では廃止.しかし中国当局は依然として介入を
 続けており,元は自由な変動をしていません.このため米国の対中赤字改善は
 まないために,来年は経常赤字が再び相場のテーマになる可能性があります.

3.原油・金価格の上昇
 WTI先物は1バレル=70ドル,金は1トロイオンス=500ドル乗せとなりまし
 た.ハリケーン被害で米国の精製能力のネックが認識され,原油価格の落ち着
 きどころが変わったと見られています.金価格のには原油価格上昇で潤ったオ
 イルマネーの影響も大きく,年後半にドルとの逆相関がくずれました.

4.ユーロ
 再びドルの影に隠れました.米国との景気・金利格差もさることながら,フラ
 ンスのEU憲法批准失敗により,米国に対峙する一枚岩の欧州の形成の難しさが
 再認識され,その後はほぼ一本調子で下落しました.

5.円
 年後半になって,景気回復・株高・海外資金流入の中で円安が進むという展開
 となりました.市場の目が金利に集中する中で,ゼロ金利の円が売られたとも
 言えますが,いびつな状況でエネルギーが蓄積されている可能性があります.
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posted by Globe at 10:57 | 為替相場推移 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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